しっかり覚える!
 

 

からだを使おう
ぶつぶつ口に出したり、紙に書いたり、歩き回ったり、
身振り手振りをまじえたり、からだを使いながら覚えると
なぜかしっかり覚えられます。

集中力と思い出す回数がポイント
覚えるための心構えは簡単です。
覚えるときには思い切り集中すること。
覚えたことは何度も思い出すこと。
コツはたったこれだけです。

何度も思い出すこと
帰り道を歩きながら思い出す。
着替えを選びながら思い出す。
歯を磨きながら、お風呂に入りながら、
などいつでもよいのです。
とにかく、できるだけ何回も思い出すことです。
ちょっとしたすきまに、
ポツン、ポツンと思い出すだけで十分です。
こうして何度も思い出したことは本当に忘れません。

覚えたことをすぐ忘れてしまうのは、
思い出す回数が足りないか、
よく理解できていないかどちらかです。


さーて実験、実験。
次の青い字の部分を読んでください。
おばさんとは、イスに座るときやイスから立ち上がるときに、
思わずどっこいしょ、と言ってしまう女性のこと。

次はこれ。
供託とは、弁済者が弁済の目的物を債権者のために
供託所に寄託して債務を免れる制度のこと。

はい、おばさんとはどういうものか説明できますか。ふむふむ。
供託はどうですか。ふむふむ。
ずいぶん覚えている内容に差がありますね。
なぜでしょう。

なぜ覚えている内容に差がつくのか
おばさんの方は、実感をともなった映像的なイメージが湧きますが、
供託には何のイメージも湧きませんでした。
読み方も分からないし(きょうたく、です)。
どうやらあることがらをちゃんと覚えておくためには、
その言葉が分かること、言い換えればその言葉から
いきいきしたイメージが浮かぶ必要があるようです。

まず言葉を理解する
さっきの青文字をフツウのことばで言い換えてみます。
(違っていたらごめんなさい)
借りたお金を返そうとしたら相手が受け取ってくれない。
おいおいおれは早く返してスッキリしたいんだ、
なんてときに、
相手に代わって
法務局にそのお金を受け取ってもらうことができます。
そうすれば、法律的には
ちゃんと借金を返したことになるんだそうです。
これが、供託という制度です。

イメージが湧けば覚えられる
こんなふうに言葉が理解できると、
イメージが湧くようになります。
イメージが湧けば、もう覚える準備はできました。

覚えるということは、
このイメージを頭に残すことなのです。
つまり、ことば→イメージという形で記憶し、
イメージ→ことばとして
再生するしくみになっているわけです。

分からなければイメージは湧かない。
イメージが湧かなければ覚えられない、
ということです。

実際の覚え方
社会科などの流れや因果関係がつかみやすい科目では、
教科書を読みながら、
できる限り映像を思い浮かべるようにします。
自分がカメラを回し、
映画の撮影をしているような感じです。
まずイメージを覚え、
そのイメージを正確になどる言葉を覚えるのです。
この感じはやりながらつかんでください。

英語もイメージがポイント
当たり前のことですが、
アメリカ人は英語をそのまま理解しています。
どう理解しているかといえば、
言葉を使っていない以上、
こんな感じ、というイメージで理解しているはずです。
われわれもそれでいきましょう。

喜びを表す単語なら嬉しそうな気分を想像し、
勢いのある単語ならその勢いをイメージし、
単語とセットでそのイメージを覚えるのです。
先ほどの表現を使えば、英語→イメージで覚え、
イメージ→日本語で再現するということです。

もっとも英語を読むときには
日本語を使う必要はありませんが、
それはまた、別の話。