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小論文が苦手な人に
日頃からメールを交換したり日記を書いたりしていても、まとまった文章を書くのは苦手な人が多いようです。
実際、小論文を初めて書く高校生の水準は惨憺たるものですが、それでも練習しているうちにどんどん書けるようになってくるのですから、若い人の力には驚きます。
文章を書くのが得意でない原因を、近ごろの若いモンは本を読まないから、などどまとめてしまう向きもありますが、昔から若いモンというものは、本など読まず、まともな文章も書けないのがフツウです。
ただそこから練習した人は書けるようになるし、練習しない人はいつまでたっても書けない。ただそれだけの話です。
小論文はやればできる科目
一般に、日頃から本を読んでいる人は小論文に向いていて、読まない人は向いていないと思われています。このことはある程度事実を反映していますが、事実そのままではありません。
確かに同じ練習量なら、読書量の多い人のほうが伸びるでしょう。しかしもともと楽しみのための読書とトレーニングのための読解とは学習密度が違いますから、読書によって築き上げた有利さがいつまでも保てるというものではないのです。プール遊びのキャリアと水泳のタイムとは、直接関係ないようなものです。水にどれだけ親しんできたか、よりも、どれだけ本格的なトレーニングを重ねたか、が問われるのです。
これまでの読書体験にかかわりなく、適正なトレーニングさえ続ければ、誰でも必ず書けるようになる。そこが小論文の面白さです。
小論文に求められる能力
小論文に欠かせない能力は、正しく文章を読みとる力と、論理的に考える力です。
正しく読みとる力は、知識を蓄積するのに欠かせません。読んで理解し、整理して蓄える力です。
実際の試験でも「○○について述べよ」と出題されることは少なく、大半は「次の文章を読み、○○について述べよ」という形式になっていますから、何にせよ正しく読めなければ、勝負になりません。
この正しく読みとる力は、小説を漫然と読んでいて身につくものではありません。評論文などのカタい、論理的な文を正確に読む練習が必要です。
こうして論理的な文章を読んでいくと、だんだんアタマが論理的な思考に慣れてきて、筋の通った文章が書けるようになってきます。
読む力はすべての基本
余談めいた話ですが、こうした難しい論理を正確に追っていく練習は、小論文を選択しない人たちにもぜひ勧めたいところです。読む力は、すべての知識のもとだからです。むずかしーいことを考え、しゃべることができる人たちは、例外なく読む力があります。特別なインテリ君を目指していなくても、あなたが目指している大学というところは、そもそも読んで理解する力を前提としたところですし、何よりこの読んで理解する力が、あなたのこれからの知的生活の質を決定するのです。
どうか、本を読んでいないから/作文が下手だから、としり込みしないで、あるいは逆に、日本語だから勉強しなくてもできる、なんて決めつけないで、小論文に取り組んでみてください。ただの暗記科目にはない、知性が育つヨロコビがあなたを待っているかもしれません。
やっぱり個別指導がいちばん
最後にコマーシャルなのですが、 小論文は文句なしに個別指導向きの科目です。通信添削のように書き終わった物を直してもらっておしまい、ではなく、書く前でも書きながらでも、必要な指導が受けられるということは本当に素晴らしいことです。
何度でも納得行くまで書き直せること、書いたその場で指導が受けられること。このことのメリットは本当に大きなものだと思います。
うんうん悩んでいるあなたの横から、「その段落はこんな風に始めてみたら」なんて言ってもらえるなんて、なかなかよいと思いませんか。
以上、コマーシャル。
提供は、みなさまの学習塾、ALPでした。
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