書くことは、考えることです。
書く力は、考える力です。
そして考える力は、生きる力にほかなりません。

まずは書くことに慣れましょう。
作文には決まった正解などないのですから、
楽しく、のびのびと書いてみましょう。

途中までお話を聞いて、続きを考えたり、
マンガを読んで、文章にまとめたり、
裏の公園に出かけてことばのスケッチをしたり。
わたしたちは、いつもそんなことをしています。
まるで遊んでいるようですね。

作文でいちばん大切なのは、
美しい文章を書くことでも、
道徳的に正しい文章を書くことでもありません。
何よりも、よく観ることです。
想像だけでさささっと書く文章は、いくら上手に
書いてあっても「嘘っぱち」です。
よく観て、気づいたことを逃さずに書く。
そうやって、
見た人にしか書けない文を書きましょう。

発見のある作文は
読んでいても楽しいものですし、

書くことによって
これまで気づかなかったことに
ふと目が
とまるようになったなら、
人生というものが豊かになったようで、
ちょっと気持ちがいいじゃないですか 。