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■今日のレッスン
Lesson 2では、主語の性質と見つけ方についてお話ししました。
英語でも日本語でも、読解のために最も大切なのは、主語−述語関係を正確につかむこと。そこで今日のテーマは「述語を見つける」です。
■述語とは
ここで述語と言っているのは、SVOCのV、つまり述語動詞のことです。いわゆる動詞というヤツです。
■述語動詞の見つけ方
述語を見つけるのはあまり簡単ではありません。ひとことコツを聞いたらたちどころにできてしまう、というものではありません。述語を確定するためには、いろいろな文法ルールが登場します。
では、次の英文を見ながらやってみましょう。
The flood caused by the storm did the cities great damage.
頭の働きを超スローモーションで追ってみます。
The flood caused by
the storm did the cities great damage.
causeがもし動詞なら、目的語があるはずだ。
The flood caused by the
storm did
the cities great damage.
byがついているからthe storm は目的語ではない。
→であればcauseは動詞ではない→すなわちcauseは過去分詞だ。
→述語動詞はこの後に出てくるはずだ。
The flood caused by the
storm did
the cities great damage.
これが述語動詞だろう。
The flood caused by the storm did
the cities great
damage.
他動詞の次の名詞だからcitiesは目的語だ。
The flood caused by the storm did
the cities great damage.
the cities great damageのように名詞+名詞と並んでいる場合は、
baseball players(名詞が名詞を修飾)ではなく、
Give me a chance. と同じ第4文型と考えるのが手順。
だから、
The flood caused
by the storm did
the cities
great
damage.
「嵐によって引き起こされた洪水が、それらの市に大きな損害を与えた」。
こなれた訳は自分で工夫してください。
■意味より形で考える
わたしはここで、意味ではなく形の上から述語動詞を判別しました。
ここが大事なところです。
「単語の意味からするとこれが述語だろう」という考え方をする人が多いようですが、それでは何にもならないのです。だって文法的な分析が必要なのは、文の意味が分からないときなのですから。
構文の具体的な分析手法は簡単に紹介できるものではありませんが、意味ではなく形から考えるということを意識するだけでも、解釈の精度はずっと上がるはずです。
わたしは文法の知識の量よりも、こうして文法的に考えようという気持ち、言い換えれば、いつでもぽんっと飛び出せるように知識をスタンバイさせておく…そんな心構えの方が、ずっと大切だと思っているのです。

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