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このレッスンでは、英語の基礎を解説します。
基礎というのは易しいことがらを言うのではなく、
英語という建物の土台をなす部分のことです。
ここを押さえればぱっと目の前が開けるような、
使える話だけを取り上げていきますから、
ちょっとのぞいてみてください。

 

Lesson 1基礎の基礎

いちばん大切なこと
基礎の段階での英語の勉強の中心は、問題を解くことではありません。
単語や例文をたくさん覚えることでもありません。
もちろんこれらは非常に大切な勉強ですが、もっと大切なのは、
何が/どうした
を正確につかむ練習です。勉強用語で言えば、 SVOCを見つける練習です。何が/どうした、つまり主語/述語が正確につかめるようになれば、英語は何とか読めるものですし、 例文を覚えるスピードも格段に違ってきます。

何が/どうしたを見つけるためには
主語/述語の関係が見えるようになるためには、ちょっとした文法を勉強する必要があります。
文法というのは英語の法則を整理したものですから、重要な部分を身につけるだけで、たいへんな威力を発揮するのです。

重要な文法とは
学校では、テストによく出る項目を「重要」と言いますが、基礎もできていない段階でそんなものを詰め込んでもほとんど記憶に残りません。特に英語が苦手な人に本当に必要な文法とは、たとえばこういうものです。

  • 主語になれるのは名詞だけ
  • 前置詞+名詞=形容詞または副詞
  • 関係代名詞は大きな形容詞のカタマリを作る
  • 現在分詞は形容詞……

骨格と飾りを見分ける
主語/述語が分かるということは、骨格の部分と飾りの部分を分けて読める、ということです。これはSVOCだから骨格、これは形容詞句だから飾り、という判断ができるようになれば、英語は飛躍的に進歩します。

そのための戦略
主語になれるものは、こういうもの。
述語動詞はこういうかたち。
目的語になれるのはこれで、こういう役割をする。
補語になれるのはこれとこれで、こういう役割。
という定義と性質についての知識は必須です。絶対に省けません。

次にこれを補強する知識として、SVOCではないもの、すなわち修飾語について知っておく必要があります。
修飾語とは形容詞と副詞のこと。
形容詞のカタマリを作るものとしてはこういうものがあって……
これまた絶対に省いてはならない知識です。

ところがこれをちゃんと説明できる高校生はほとんどいません。
まともな基本を押さえている高校生がほとんどいないのです。
これをチャンスと言わずして何といいましょうか。

ということで、次のレッスンからはちょいと文法のレクチャーに入ります。