|
新聞もテレビも世間の話題も、イラクの戦争のことばかり。
しかし、いくら同情しても心配しても評論しても予測しても、彼らの絶望や悲しみに触れられるわけではない。
そうである以上、何を語っても人の不幸を話の種にしているだけのことかもしれず、それならいっそ、紅旗征戎(こうきせいじゅう)我がことにあらず、誰が何をしていようが、おれはおれの生を生きるのだ、という態度に徹する方が、よほど誠実なのかもしれない、とも思う。
現実の政治を前にあまりナイーブなことを言っても始まらないのかもしれないが、危険を予防するための攻撃ということが認められるならば、およそこの世に認められない戦争はない。
いかにも犯罪を犯しそうな奴をあらかじめ処罰する、というやり方が、まともなものとは思えない。イラクとアフガニスタンで、戦争が始まった。
教材を買いに行く途中、運悪く古本屋があって、運悪くかねてから探していた小林秀雄の「本居宣長」があった。これがまた葛巻紬なんていうものを表紙に使ったうつくしい本だったので、迷わず買う。
手にとったり読んだりなでなでしたり眺めたりして、とてもうれしい。
エスエスウェブで聴いた講演は思わず涙の素晴らしさだったが、さて本はどうかなー。
「手をあげろ。手をあげると撃つぞ!」なんていうしょーもない冗談が許されるのは、せいぜい小学生までである。いいかげんに大人になれよ、ジョージ。
昨日消してしまったジョージの悪口を再現してみた。
再現するほどのモンでもないか。
あれー? 2、3日前にジョージの悪口を書いたはずなのに、ちょっと操作をミスしたら、消えてしまったわい。パソコンってのはこういうところが怖いねえ。
それとも、消したのはぼくではなく、批判に目を光らせているアメリカの諜報機関だったりして。うひゃー、もっとこえーっ!
今日は啓蟄(けいちつ)だそうだけど、冬の間眠っていた虫が穴から這い出してくる日、なんて言われても、ぜんぜん風雅とは思わないんですけど。
今日は啓蟄だよっ、おれ、知っているよって威張るための日?
杖をついたおばあちゃんが向こうから信号を渡ってくる。声をかけると、ためらいもせず、すっと肘につかまってくれた。すっかり赤に変わってしまった横断歩道をひと足ずつゆっくり歩いていたら、全然知らない人が、まるで懐かしい人のように思えた。
雨の中、水かさの増した川を見下ろしていたら、梅の花びらが流れていった。
大型古書店B/Oで、ピカピカの古語辞典がなんと100円で売っていた。
となりに並んでいたハンディタイプのものが900円だったから、もしかして1000円の間違いだったのかも。ふぉっほっほ。
ザ・バンドの「ラストワルツ」から、お気に入りの場面を選んで繰り返し見る。昔から馴染んでいる音楽だけでもう十分、新しいのはもういいやって思うのは、歳を取ってきた証拠ってか?
|