なので、久しぶりに書くことにした

 

最近とっても気になるってゆうかあ、
耳障りなコトバがある。
こんなヤツだ。

私は義憤を感じた。
なので、直接抗議することにした。
こういう「なので」の使い方は、ヘンである。
ただヘンなだけでなく、
どんどん世間に広がっている感じがするのも
気に入らない。
近ごろでは気にしてチェックしているから
ますます目について、イライラは増すばかりである。

ぼくの記憶では、
「なので」を文頭に使うなんてことは、昔はなかった。
何しろはじめて目にしたときには驚いたから、
当の高校生をつかまえて、
しっかり教えたものである。

「なので」は、面倒くさく言えば、
形容動詞の連体形の活用語尾「な」に
接続助詞の「ので」がついたものである。
たとえば「きれいな」+「ので」という風に使うものだから、
文頭には使えないんだよ。

相づちも打ってもらえなかったけど。

今月は小学生にもう2回も注意した。
「国語辞典をひいてごらん。
なので、っていうコトバはないから」。
「えー、辞書になくてもあるよー」
って言われてしまったけど。

ことばの使い方というのは、最後の納得は
自分の感覚とつき合わせた上でなされるものだから、
そりゃ承服できないのも無理はない。
無理はないんだけど、そこは分かってもらいませんと。
で、そんな気持ちをいだきつつ、
国語・小論文をテーマにした
某お勉強サイトを眺めていたら、
そこの主宰者の書く文が、
ものの見事に「なので文」だったから驚いた。

えーっ、大人も使うんだ、これ。
こんな風にあんまり堂々と使われると
自信がなくなってくる。
何が正しいコトバか、ってことは、
最終的には多数決で決まっちゃうものだし。

「なので」の使い方に文句を言っている人は、
ざっと調べたかぎりでは他にいないようだし、
もしかしたら「なので」という言葉は、すでに
接続詞として認知されているのかもしれない。
なのでこれ以上書くのはやめようと思うが…
だめだあ、使いこなせていない!