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以前にも書いたことだが、ぼくの塾の前の通りは、ナンキンハゼとツツジに彩られて、見方によってはなかなか風情がある。
とりわけ、教室の前に立って坂の上の方を見る眺めが好きだ。
秋が深まるにつれて、木々が日ごとに色づいていくさまは、平凡な風景ではあっても、やはり味わい深いものだと思う。
【秋のナンキンハゼ】
仕事に疲れると、ほんの少し表に出てこのナンキンハゼを見る。
そして伸びなどしつつ(いい季節になったなあ)としみじみ思う。
足元に色づいた葉がはらりと落ちてくるのも、うーん、秋らしくていいなあ。
ところが、ですよ。
落ち葉を嫌う近隣のみなさんの声なのか、これから紅葉が見頃というそのときになると、ぼくのかわいいナンキンハゼは、毎年毎年、見るも無惨にばさばさと枝を払われてしまうのだ。
ほらっ、こんな風に!

【哀れナンキンハゲ】
そりゃ、こうすればたしかに落ち葉はなくなるけどさ。
これを街の美化って言っていいのか?
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