2004-05-11 VHD

この間、駿台予備学校の講義ビデオを手に入れた。ビデオと言っても、テープやDVDなどというしゃれたものではない。レーザーディスクとの競争に敗れ、あっという間に絶滅したVHDである。ま、ビデオの世界のベータというより、オーディオの世界のLカセットのようなもの。もう製造されていないのはもちろん部品さえないから、壊れたら、もうメーカーもお手上げという代物である。
で、どうしてこんなものを買ったかと言うと、この講義ビデオで英語を担当しているのが、ほかならぬ、あの受験英語の神様(今は亡くなったため仏様)、伊藤和夫先生だからである。ぼくが受験生だった頃は、まだ彼の本といえば「基本英文700選」くらいしかなかったから影響を受けるということもなかったが、大学を卒業してから何年かあとに「英文解釈教室」を読み、英語を読むとはおお、こういうことだったのか、と目からウロコ、棚からぼた餅が落ちたように感動したことを思い出す。このホームページの参考書紹介のページで、「英語の参考書には2種類しかない。伊藤和夫か、そうでないか、だ」とまで書いたのは、ぼくにとっては誇張ではないのだ。